伊勢崎中央ロータリー創立50周年祝辞
国際ロータリー第2840地区2024-2025年度ガバナー 森末廣
伊勢崎中央ロータリークラブ創立50周年心からお喜び申し上げます。
貴クラブが国際ロータリーに加盟承認されたのが、1975年3月13日スポンサークラブは、伊勢崎ロータリークラブでチャーターメンバーは57名でした。
県内23番目のクラブとして誕生し、以来50年にわたる地域に根差したロータリー活動に対して敬意を表すものであります。
創立当時の世相は大きな変革の時代でもありました。長く続いていたベトナム戦争が終わり、女性の登山家、田部井淳子さんが初めてエベレストに登頂し、日本国内においても新幹線が岡山―博多間が開業し、日本は世界経済が低迷する中、いち早く不況から脱出し、安定成長の軌道に乗った時代でありました。
そしてこの年国際ロータリーにおいては、1920年以降ロータリークラブによる学生の交換が行われるようになり、1975年にクラブと地区が管理する公式プログラムとして「ロータリー青少年交換」が認定された年度でもありました。
以来50年の間に貴クラブは、設立22年目1997-1998年度2560地区久保田昭治ガバナーを輩出され、また1994年4月4日に県内39番目の伊勢崎東ロータリークラブの設立スポンサークラブとして尽力され、また地域社会奉仕においても、創立30周年から始まった伊勢崎中央ロータリークラブ卓球大会は現在に至るまで続行され、時代を担う青少年育成事業として素晴らしい成果をあげられました。またクラブ内に設けた12部の趣味の会は、会員の親睦と活性化を図りクラブの基盤作りの原動力になっております。今年度、金井会長はクラブ現況報告の中で「伊勢崎中央ロータリークラブの歴史と伝統を継承すると共に時代の変化に対応できるように多様性に満ちた素晴らしいクラブを創っていく」と述べられています。今後、貴クラブが様々な活動を通じて60年、70年と未来へつないでいかれることを心より祈念し、私の祝辞とさせて頂きます。